こんにちは、ひらよしです。
今日はつみたてNISAを始めたばかりの方へ向けて
つみたてNISAの銘柄の選び方について書いていきます。
ひらよしもとりあえず始めたけど、SNSの情報とか見て
これが良いっていうから買ったけど、不安だったよ。
だけど、調べておくと安心して買うものを変更できたし、選ぶことができた!
始めたばかりの人も、これから始めようとしている人も自分が選ぶものの中身を知っておくと安心です!
一緒に学んでいきましょう!
見るべきものは【目論見書】
結論から言うと、見るべきものは【目論見書】です!
簡単に言うと「買う銘柄の説明書」だよ!
最初は全部理解できなくても少しずつ理解していくことが大事!
それぞれ初めに見ておいて損は無いポイントを挙げるね!
- ファンドの目的・特色
- 投資リスク
- 運用実績
- 手続・手数料など
今日参考にするのは人気のある eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) です!
以下オルカンと記載していきます。
ファンドの目的・特色
最初に来るのが、この項目です。
ここでは、どんな投資信託で、どこの国の何に投資しているのかが記載されています。
⚫️特色について
特色には「ファンドの目的」で述べた内容を説明してくれています!
オルカンでは特色を3つ挙げています。
- MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連
動する投資成果をめざして運用するよー。 - 主として対象インデックスに採用されている日本を含む先進国および新興国の株式等への投資を行います。
- 為替ヘッジは行わない。(1ドル100円で購入します!という為替予約取引はしないよー。)
ここではポイントとして、1と3を紹介していきます。
「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス」は、アメリカのMSCI社が提供する外国株式インデックスのことになります。
投資信託の運用指標の基準となるとても有名な株式になっているので、実績も十分と考えることができます!
どこの国や地域にどの割合で分散投資をしているのかを確認することもできます。
オルカンでは主にアメリカの企業に投資していて47カ国に分散していることが分かりますね。
投資先が確認できるのは安心にも繋がるね!
続いて、特色3(為替ヘッジについて)を見ていこう!
為替ヘッジって何?って感じですよね。
僕も最初は訳がわかりませんでした。。調べても結構複雑なことが書かれているので
ざっくりと簡単にいうと「1ドルをいくらで買います。」予約取引するものになります。
オルカンではそれは行わず、購入時の1ドルの金額で買うことになります。
そのため、円安・円高が結構影響が出てきます。
利点としては、手数料が抑えられる点です!
特色3の中に分配金額が年に何回、いつにあるのかが記載しております。
オルカンだと年1回4月に決定しますね!
為替ヘッジは行わないから、円の価格に影響を受けるけど
その分、手続きにかかる手数料を抑えることができるよ!
「どんな投資信託なのか」
「どこに投資しているのか」
「為替ヘッジを行うのか」
「配当金額はいつに決まるのか」
次は投資リスクについて書いていきます!
投資リスク
「投資リスク」って聞くと不安になるよね。
リスクがあることはなんとなく分かっているけど、どんな内容か説明していくね!
ここはしっかりと押さえておいた方がいいよ!
投資のリスクとは、価格変動のことを言います。
投資のリスクが高いと価格変動が激しく、投資のリスクが低いと価格の変動が緩やかということですね!
イメージしてたリスクと違っていましたか?ひらよしは完全に勘違いをしていました。。
- 元本が保証されている訳ではない、預貯金とは異なるよー。
- 考えられるリスクを記載されているよ。
まずは投資リスクの一番初めに書いてある部分をしっかりと読みましょう!
投資した金額より低くなる可能性があること、預貯金とは異なるものであるということが記載されています。
オルカンで考えられるリスクが次の5つになります。
それぞれなんのリスクを言っているんだろう、、、って感じで難しそうだよね。
それぞれのリスクを簡単に説明するね!
価格変動リスク
分散投資している投資先の価格が下がった時、オルカンの価格も下がるということ
為替変動リスク
為替ヘッジは行わないので、円高の影響を受けるということ
信用リスク
投資先の企業などが倒産するリスク(株式の価値がなくなる可能を指しています。)
流動性リスク
投資先の不祥事などで株式の売買が極端に少なくなり、希望通りの価格で売れなくなるリスク。
カントリー・リスク
投資先の国や地域の政治や経済状況が悪化した際に、オルカンの価格も下がる可能性のこと。
少しずつ、覚えていくで問題はないと思いますが、最初はざっくりと押さえておいてください!
運用実績
・基準価格
・純資産
基準価格
そのままの意味で、投資信託の基準となる価格になります。
確認していただきたいのは赤枠の二箇所です。
右上の方に記載の基準価格はそのままの意味で、投資信託の基準値が記載されています。
折れ線グラフは18年10月からの推移が記載されており、長い目で見て右肩上がりになっているのがわかります。
純資産
純資産では、赤枠二箇所が対象となります。
純資産は投資信託の規模を表しています。
グラフ内を見ると順調に純資産が増加していることがわかります!
純資産が増えていなかったり、減っていくと投資信託が終了してしまう可能性が出てきます。
なので、「基準価格」「純資産」の2つはチェックしてください!
手続き・手数料について
最後の項目になります!
もう一息、頑張りましょう!
・購入時手数料
・信託財産留保額
・運用管理費用(信託報酬)
画像の上の方から見ていただくと
「購入時手数料」「信託財産留保額」はありません。となっているので、このコストはかからないことになります。
実質オルカンで見る箇所は「運用管理費用」になります。
手数料が0.11330%ととても低く設定されているものになります。
コストも抑えられていることがわかりますね。
掛かってくるコストはそのほかにも「隠れコスト」というものがあるそうです。
こちらは今後お伝えしていければと思います。
まとめ
初めての方向けに、ざっくりとではありますが確認してほしいポイントについて書かせていただきました。
・どんな投資信託なのか
・投資リスクはどんな内容なのか
・基準価格と純資産はどんな感じか
・手数料はどのくらいかかるか
あの人が言っているからこれでいいや!で終わるのではなく、
上記のことを頭の片隅に目論見書を確認しながら買う銘柄を探してみてください!
内容を把握して将来へ向けた積み立てをやっていきましょう!!
皆さんのお役に立てる記事を目指して今後も書いていきます。
今後ともよろしくお願いいたします!
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